現役東大生の弟くんが高校受験3ヶ月前に塾をやめた理由と結果
![](https://zako-ane.com/wp-content/uploads/2020/08/02.jpg)
広告を掲載している場合があります
東大生の弟くんの中学時代、
高校受験の時についての話です。
現役東大生の弟くんは
高校受験の3ヶ月前に6年間通っていた塾をやめるという奇行を起こしました。
家族全員が本当に焦った瞬間でした。
ちなみに東大生の弟くんは
公立小学校→公立中学校→公立高校→東大で
小学受験、中学受験などはしていません。
ずっと公立校だったので、
ある意味コスパ最強でした笑
今回は、そんな弟くんの
「高校受験の3ヶ月前に通っていた塾をやめるという奇行」
についてお話したいと思います。
目次
- 一体なにがあったのか?
- 塾をやめたその後
- 高校受験当日
- 受験発表の日
一体なにがあったのか?
![](https://zako-ane.com/wp-content/uploads/2020/08/02-1.jpg)
弟くんが通っていた塾は5人1組で授業をするタイプの塾でした。
その塾に通い始めた理由は、
姉である私が通っていたから。
弟くんはその塾に小学3年生から中学3年生の12月まで通ってました。
公立高校の高校受験は3月前後にあったのですが、
その三か月前、突然弟くんはその塾を辞めました。
12月初めのある日、
「僕、塾行くのあんまり意味ないと思うからやめたいんだけど…」
と、突然母に言いました。
母も驚いて、
「なんか嫌なことあった?」
と聞いたりしてました。
しかし、特に嫌なことがあったわけでもないらしく、
ただ、意義を感じられなくなってしまったという話でした。
高校受験の直前。
弟くんは塾の授業より、
自分でひたすら過去問を解いたほうが
絶対に自分の身のためになるとの信念のもと、
辞めたいと言い出したようです。
母も塾を辞めることに了承し、
塾に電話をしました。
弟くんは小学3年生から6年間、
塾長に直々に授業してもらっていて、
母はその塾長と直接電話していました。
塾長も弟くんにもう教えられるようなことは特になく、
若干限界を感じていたという話でした。
弟くんの気持ちも理解できると言って下さり、
もめたりすることもなく、
受験頑張れ!と言って辞めさせてくれました。
塾をやめたその後
![](https://zako-ane.com/wp-content/uploads/2020/08/02-2.jpg)
塾を辞めた後は、
弟くんは家で勉強していました。
教材系を解くことや暗記ものは12月以前にやり切っていたらしく、
塾をやめた後、過去問に本格的に取り組み始めました。
我が家の地域の入試の過去問だけではなく、
47都道府県の過去問の解いていました。
弟くんが受験する当時、
パソコンで調べるといろいろな県の過去問が印刷できました。
毎日のように印刷し、
いろいろな県の過去問をひたすら解いていました。
受験当日
![](https://zako-ane.com/wp-content/uploads/2020/08/02-3.jpg)
弟くんの受験した高校は、
電車で30分ほどの高校でした。
弟くんは中学生の時は、
電車に乗りなれていなかったので
両親も姉である私もとても心配でした。
両親が高校の最寄り駅まで行く子も割といたのですが、
弟くんは一人で行けると
一緒に行かせてくれませんでした。
そこで、弟くんにばれないように、
こっそり姉である私が変装して、
ついて行きました。
隣の車両に乗ったり、
後ろからばれないようについて行ってみたり、
ドキドキハラハラしながら楽しかったです笑
無事、最寄りの駅に着いた弟くんを陰から見守り、
私は家に帰りました。
受験が終わった後、
家に帰ってきた弟くんはやり切った顔をしていました。
受験発表の日
![](https://zako-ane.com/wp-content/uploads/2020/08/02-4.jpg)
受験発表の日も弟くんは一人で高校へ向かいました。
母と姉の私は家で発表を待っていました。
発表の予定時間から少しすると、
母の電話がなりました。
「受かった。」
母も私も、
ものすごくドキドキしていたので、
その言葉を聞いた瞬間ものすごくほっとしました。
正直、弟くんは大きくなっても、
いつまでもイメージが赤ちゃんのころで止まっていました、
自分で塾を辞めるという決断をし、
行きたい高校のために一人で計画、勉強を進めたなんて
いつのまにか成長したのだなと感じました。
現役東大生の弟くんは
高校受験の3ヶ月前に6年間通っていた塾をやめるという奇行を起こしましたが、
結果的に第一志望の高校に受かってよかったです。