姉が考える我が家の東大生の母が「勉強しなさい」と言わなくて済んだ理由
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こんにちは、東大生の弟を持つザコな姉です。
振り返ってみると、
母に東大生の弟くんとその姉である私は
「勉強しなさい」と言われたことはありませんでした。
なぜ母は私たちに「勉強しなさい」と言わなかったのかと考えた時に、
母の行動が言わなくて済むようにさせていたのかなと思いました。
母の昔の行動に思い当たるものが3つあったので、
今回はそのことについて書いていきたいと思います。
それでは、今回は、「東大生の母が「勉強しなさい」と言わなくて済んだ理由」
についてです。
目次
- 子供たちに勉強に興味を持たせるのが上手
- 母は勉強を教えるのはなく聞いてくれた
- 子供を褒めるのが上手
- まとめ
子供たちに勉強に興味を持たせるのが上手
母は子供たちに勉強に興味を持たせるのが上手でした。
母はいろんなところに連れて行ってくれて、
いろいろなことを知る機会を与えてくれました。
姉の私が思うに、
幼稚園生、小学生の知っている世界はとても小さいと思います。
だからこそ、小さい子はとにかく好奇心旺盛で、
いろんなことに興味を持てます。
大人が連れて行ってくれたところ、
見せてくれた本などから
強く興味を持てるものに出会えた時、
もっともっと知りたいと思い、
それがちょうど勉強になり、
自然と勉強するようになっていく気がします。
また何にでも興味を持てるのはたぶん小学生までです。
小学生までは「なんで〇〇なの?」とか「〇〇ってどういう意味?」などと
母によく聞いていた気がします。
それは何にでも興味を持って、知りたいという気持ちが大きかったからで、
世の中の自分の知らないことは無限にあって、
知らないことを知るのがとにかく楽しかったからです。
悲しいことに、私は大人になってしまってから
あの小学生の頃のような、無限にある知らないことをわくわくしながら
質問できるようなあの気持ちはどこかへ行ってしまいましたね。
だからこそ、小学生くらいまでの何にでも興味を持てるような時期は貴重だし、
大人は、子どもの強く興味を持てるようなものを見つけられるように、
いろんなところに連れていっていろんなことを理解できるように
わかりやすく説明してあげるといいのかなと思います。
我が家の母は小学校の時は科学館に連れて行ってくれたり、
お菓子作りのワークショップに連れて行ってくれたり、
公園に連れて行ってくれたりしました。
そんな中で私たち子供はいろんなことに興味を持っていきました。
東大生の弟くんと姉である私はどちらも理系へと進んだのですが、
それは母のそれらの行動のおかげだと思います。
科学館では、知らなかった世界を知れて、
学校の勉強をもっとしていったら理解できるようになるんだと思ったら
勉強するのが楽しくなりましたし、
お菓子作りのワークショップに参加した時には、
化学反応を身近に感じられて、
さらに科学への興味が沸きました。
母は勉強を教えるのではなく聞いてくれた
私も弟くんも母から勉強を教えてもらったことはありません。
母は宿題も見守るだけで
口出しされたりはしませんでした。
その代わり、私たちが学校で習ったことを得意そうに
説明すると「すごいね」と褒めながら根気よく聞いてくれました。
そのように褒められると、
小学生のころはものすごく単純だったので、
自分の知っている知識を聞いてもらえるのと
褒められるのが嬉しくて、
勉強が楽しくなりました。
宿題や学校の勉強に対しても特に何か言われることもなく、
その点に対しては干渉せず放ってくれていたので、
のびのび勉強できたことも
勉強嫌いにならずに、
楽しく勉強出来てた点も良かったのかなと思います。
母は子どもを褒めるのが上手
母は私たち子どもを褒めるのが上手でした。
通知表やテスト結果を持って帰ると、
まるで自分のことのように喜んでくれて
それが嬉しかった思い出があります。
本当に子どものころ単純だったので、
いい成績や点数とったりして褒めてくれるだけで
それがモチベーションになってました。
子供のころは、
一緒になって自分の嬉しいことを喜んで、
褒めてくれるのが何よりもやる気になることなんだと思います。
まとめ
このような理由で我が家の母は
子どもたちに勉強しなさいと言わなくても子どもたちは勉強していました。
実際、勉強が嫌いと感じたこともなく、
割と自ら進んで勉強出来たのはこのような母のおかげかなと思っています。
たぶん子どもには「勉強しなさい!」と怒るより、
勉強に関係あるような物事に興味を持つように、
いろんなところに連れて行ったり、
本を見せてみたり、
写真を見せてみたりした方が、
自分から興味を持って、
知りたいことについては意欲的に勉強できるし、
いいのではないかなと思います。