東大生弟のザコな姉

現役東大生の弟くんが高校受験3ヶ月前に塾をやめた理由と結果

この記事書いているのはこんな人

東大生の弟を持つ姉。
姉自体は特になにも能力持ってません。
東大生の弟とたまたま一緒に育てられた凡人です。

誇らしくはありますが若干コンプレックスでもあります。
せっかくこんな体験したので自分が将来子供を育てる時とかにも
参考になるような記事を書きます。

東大生の弟くんの中学時代、
高校受験の時についての話です。

現役東大生の弟くんは
高校受験の3ヶ月前に6年間通っていた塾をやめるという奇行を起こしました。

家族全員が本当に焦った瞬間でした。

ちなみに東大生の弟くんは
公立小学校→公立中学校→公立高校→東大

小学受験、中学受験などはしていません。

ずっと公立校だったので、
ある意味コスパ最強でした笑

今回は、そんな弟くんの
「高校受験の3ヶ月前に通っていた塾をやめるという奇行」
についてお話したいと思います。

目次

  1. 一体なにがあったのか?
  2. 塾をやめたその後
  3. 高校受験当日
  4. 受験発表の日

一体なにがあったのか?

弟くんが通っていた塾は5人1組で授業をするタイプの塾でした。

その塾に通い始めた理由は、
姉である私が通っていたから。

弟くんはその塾に小学3年生から中学3年生の12月まで通ってました。

公立高校の高校受験は3月前後にあったのですが、
その三か月前、突然弟くんはその塾を辞めました。

12月初めのある日、
「僕、塾行くのあんまり意味ないと思うからやめたいんだけど…」
と、突然母に言いました。

母も驚いて、
「なんか嫌なことあった?」
と聞いたりしてました。

しかし、特に嫌なことがあったわけでもないらしく、
ただ、意義を感じられなくなってしまったという話でした。

高校受験の直前。

弟くんは塾の授業より、
自分でひたすら過去問を解いたほうが
絶対に自分の身のためになるとの信念のもと、
辞めたいと言い出したようです。

母も塾を辞めることに了承し、
塾に電話をしました。

弟くんは小学3年生から6年間、
塾長に直々に授業してもらっていて、
母はその塾長と直接電話していました。

塾長も弟くんにもう教えられるようなことは特になく、
若干限界を感じていたという話でした。

弟くんの気持ちも理解できると言って下さり、
もめたりすることもなく、
受験頑張れ!と言って辞めさせてくれました。

塾をやめたその後

塾を辞めた後は、
弟くんは家で勉強していました。

教材系を解くことや暗記ものは12月以前にやり切っていたらしく、
塾をやめた後、過去問に本格的に取り組み始めました。

我が家の地域の入試の過去問だけではなく、
47都道府県の過去問の解いていました。

弟くんが受験する当時、
パソコンで調べるといろいろな県の過去問が印刷できました。

毎日のように印刷し、
いろいろな県の過去問をひたすら解いていました。

受験当日

弟くんの受験した高校は、
電車で30分ほどの高校でした。

弟くんは中学生の時は、
電車に乗りなれていなかったので
両親も姉である私もとても心配でした。

両親が高校の最寄り駅まで行く子も割といたのですが、
弟くんは一人で行けると
一緒に行かせてくれませんでした。

そこで、弟くんにばれないように、
こっそり姉である私が変装して、
ついて行きました。

隣の車両に乗ったり、
後ろからばれないようについて行ってみたり、
ドキドキハラハラしながら楽しかったです笑

無事、最寄りの駅に着いた弟くんを陰から見守り、
私は家に帰りました。

受験が終わった後、
家に帰ってきた弟くんはやり切った顔をしていました。

受験発表の日

受験発表の日も弟くんは一人で高校へ向かいました。

母と姉の私は家で発表を待っていました。

発表の予定時間から少しすると、
母の電話がなりました。

「受かった。」

母も私も、
ものすごくドキドキしていたので、
その言葉を聞いた瞬間ものすごくほっとしました。

正直、弟くんは大きくなっても、
いつまでもイメージが赤ちゃんのころで止まっていました、

自分で塾を辞めるという決断をし、
行きたい高校のために一人で計画、勉強を進めたなんて
いつのまにか成長したのだなと感じました。

現役東大生の弟くんは
高校受験の3ヶ月前に6年間通っていた塾をやめるという奇行を起こしましたが、
結果的に第一志望の高校に受かってよかったです。